かいじゅうたちのいるところ

あの有名な絵本の映画化である。
スパイク・ジョーンズが監督で
製作にはトム・ハンクスとかで
みんな大好きで大切に造ったであろう映画。
もちろん、原作のモーリス・センダック
大満足であろう
絵本に忠実でありながら、映画としてちゃんと
成り立っているし、とても独創的!


なんと言っても、かいじゅうたちが
着ぐるみなのが(もちろんCGも使っているだろうけど)
そこにいるのである
空気とかに馴染んでいるのだ
主人公マックスと大胆にぶつかったりしてるのだ
アバターに全く興味がないと言うとだいたいの人に驚かれるのだが
こういうのがやっぱり好きなのだよね


そして、主人公のマックス!
演じてる子もマックス、しかもマックス・レコーズ!
名字もシャレとる
この子の表情がまたいいのだ
寂しそうだったり、楽しくてしようがなかったり
キャパオーバーだったりの表情が子どもそのもので良いね
ギリギリ子どもらしさがなくなる手前の一瞬の世代よ
撮影のタイミングとか良かったのかな


内容は絵本と一緒なのだけど
絵本はページとページ間に物語がつまっているわけで
映画が説明しきってしまうと面白くないのだけど
それがない!
最後とか別れ方が違うけど一緒なんだよな〜


オススメです!


ちなみに、フラグルロック知ってる?
あれの巨人にかいじゅう似てると思ってたけど
YouTubeで確認したら違った★


今年は映画アタリ年かも
チャーリー・カウフマン
スパイク・ジョーンズ
テリー・ギリアム
ティム・バートン




あと、ミシェル・ゴンドリー
ポール・トーマス・アンダーソンとか
ウェス・アンダーソンが揃ったら
たまらん!